先日の電通の女性社員の件を、とても残念に思っています。
気の毒で仕方ない。
私も働かなければ生きていけないだけではなく、仕事をこよなく愛する仕事人間であります。
たまに疲労とストレスに押しつぶされそうになりますが、それでもなんとか頑張っている、タフな人間の部類に入ると思います。
で、20年あまり仕事を続けているわけですが、
それでも若い時は辛かった。
仕事の見通しがきかないので、軽重がつけられなくていつも全力投球〜ぶっ倒れを繰り返していました。
2ヶ月に1度は高熱を出してぶっ倒れていました。
仕事は好きだけれど、ストレスで朝胃が痛んでつらい、行きたくないと思う、夜眠れないなんてことはしょっちゅうありました。
同僚の女性たちの人間関係のトラブルに巻き込まれていよいよ嫌になりましたが、
『辞めればいいや』
なんて選択肢はありませんでした。
苦労して頑張ってついた仕事ですし、夢だった仕事を諦めて辞めるなんてことできません。
それでも、救われたのはセクハラ、パワハラなんてものはなかったこと。
愚痴を言い合い、励ましあえる同期がいたこと。
相談できるよき先輩がいたこと。
それでなんとか頑張ってこれたのだと思っています。
もう一つ大きかったのは、産休育休で休めたこと、だったと思います。
ゆっくり休んで、身も心も回復していくのがわかりました。
今、43歳になって、仕事は呼吸をするように、水を飲むようにごく当たり前のことになりました。
相変わらず忙しく、大変なこともありますが、ストレスで胃が痛むことも、夜ねれなくなることも、行くのが嫌だと思うこともなくなりました。
職場には若者がたくさんおりますが、仕事に対する考え方は大概甘く、いいかげんなので、プレッシャーをかけることになります。
が、今回のことで思うのは、状況やその人のメンタル状態をよく観察するのも、上に立つ人間の役割だなということです。
心折れるタイプの若者も多いですが、ちっとも向上心がなく仕事をしない若者も多いです。
膨大な仕事と、職場の雰囲気、仕事しやすさ、若者のメンタル状況を考えながら、ベテランのおっちゃんが孤立しないようにまで配慮するアラフォー、、、、。
わたしの方こそ、やられてしまいそうだ。
クソ、飼い殺されてたまるか!!
昨日と今日はがっつり休むけど、明日は休日出勤。
若いのとか学生の面倒みてると自分の仕事がちょっとずつたまる、、、、。
くっそ〜
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