物心ついたころ。
小学校の低学年の頃はもう、自分が人付き合いが苦手だということを自覚していました。
クラスメイトとは普通にしゃべるけど、
特に誰かと仲が良かったわけではないと思う。
遠足の前の日は、誰とお弁当を食べたらいいだろう、と憂鬱だった。
中学校や高校、大学では部活やサークルの友達と、つるんで遊んだりしたけど、特に誰かと親密だったかと考えると、やっぱりそうでもなかったように思う。
仕事をし始めてからは、職場の人と円滑に人間関係を作れているとは思うけど、
仕事の枠をこえて仲のいい人ってのは今までいなかったよなあ。
仕事でも、積極的に人脈を広げてなんてことは大の苦手だ。
結婚して、家族ができて、一生の伴侶となるはずの人やその家族とは全く合わず、
努力の甲斐なく、別れることになってしまったし。
娘もいるし、両親もいるので、孤独だと思うことはないけれど。
なんか、漠然とこんな自分が憂鬱になるときがあります。
高校の同窓会が来年の1月にあるって連絡がありまして。
「ああ、行こうかな。」
と、思う反面、そんなに会いたい人もいないと思ってしまった。
(部活の友達とは時々会っているし、)
周りの友達は、ネットワークもいろいろあるようで、感心するけど自分にはそんなネットワークもないしね。
近所付き合いも、必要最低限だし。
ママ友なんて、とんでもない。
(娘の友達だからって、親も仲良くなんて、とてもじゃないけどしんどすぎる。)
(フツーに挨拶はしますけどね。)
みんなそんなことないんだろうな、自分だけかなあ。
こうなると、もう完全に自分が人間として欠陥があるように思えて仕方ない。
自分と、娘と、自分の親と。
数人の友達と2、3人の職場の仲間と。
そのぐらいの範囲しか、広げられない。
自分から遠ざかっておきながら、なんとなく不安を感じる。
かといって、広げていくことはストレスでしかないんだなあ。
娘が一人立ちしたら、誰とも関わらない自分になるんじゃないかと思う。
一人だとしても、社会とつながっていたい。
歳をとっても、社会に貢献できる自分でありたいとは思う。
どこかとつながっておくためには生涯現役でいられるよう働くのがいいな。
仕事のつながりが今の自分にとっては一番心地よいつながりのようなきがする。
鬱期だ。
私は暇だとろくなことを考えない。
仕事しよう、仕事!!